【クロノマギア攻略】デッキ解説No.4 たたゆ式ルルナver.3
こんにちは、たたゆです。
今回紹介するのは、オーディン杯で使用した、たたゆ式ルルナver.3です。ランクマの結果は21戦17勝4敗で、勝率8割を出すことができました。
このデッキは、「にゃるてぃめっとふぁんぐ」を軸としたデッキで、おすわりとクリーチャーを上手く活用してトリッキーな攻め方をします。
【ランクマ動画】※Mirrativから転載した為、きちんとした解説はついておりません。
たたゆ式ルルナ
デッキコード:172397
パッと見るとアグロっぽいですが、単純に盤面無視して顔面殴ることはしません。毎ターン盤面に応じて、攻めと盤面処理を切り替えていきます。
公式が発表したデータで、ルルナの勝率が最下位であることがわかりました。「1ルルナ(=21点出せるコンボ。プルトスクイックルシファーLv.upハティなど)」や、「やわらかにゃんこ」など、耐久力の無さが原因でネタキャラになりつつあります。たたゆ式ルルナは「負けるなら 先に潰すぞ グリマルキン」をテーマに、mp回復量を武器に、相手が盤面を固める前に倒しきる構築です。
目次
1.ギア解説
2.カード採用理由
3.プレイスタイル解説
4.代替えカード
5.相手能力者別詳細解説(随時更新)
6.対戦動画
7.勝手にQ&A
1.ギア解説
ギア1:おすわり
クリーチャー1体にステルスを付与。高ライフクリーチャーの増加によって鉤爪の採用率が下がっており、前環境よりもステルスが有効になったと思います。
ギア2:森からの刺客
使いません。ブラフです。
ギア3:にゃるてめっとふぁんぐ
要となるギアです。おまけの麻痺効果も相手によってはかなり有効な効果です。欠点といえばmp3も消費くらいです。
2.カード採用理由
陶芸マニア リスコ(3/2/3)
低コスト挑発クリーチャーとして採用。ドローアタックでオリオンを確定サーチすることもできる。また、アグロ相手で先攻を取った時の盾としてつかえる。
カマイタチ(4/4/1)
ステルスと組み合わせることで最大限に効果を活用できる。羅生門との相性が良く、瞬間火力を高める為の必須クリーチャー。カマイタチを敢えてステルスをかけずに置いくコンボも可能。
アタランテー(5/4/2)
ギア3要員かつ盤面除去要員。カマイタチとのコンボも魅力。おすわりで隠せる為、ライフが2でも除去されにくい。
アングルボサ(5/3/6)
オリオンかリスコをサーチできる。また、大地の目覚めを使うことでライフ8の盾にしたり、クロノスの効果で5/5/6のアタッカーとしても活躍できる。
オリオン(5/4/2)
ギア3要員。♧クリーチャーは3枚しか無い為、余程キツくならない限りは盤面処理で使用しない。
ハデス(6/4/5)
対クロノス要員。8コスト以上のクリーチャーを即死させる事ができる為、クロノスミルや物質ライザー、LOエレナ等で活躍できる。また、ハデスの兜トークンを追加できる為、1ターンに2体ステルスにすることもできる。ステータスも効果の割に高いので攻撃にも参加可能。
クロノス(9/5/8)
攻撃要員。クロノス本体に価値は無く、アダマストークンとセットカードにバフをかけ、次ターンから展開していく為の入れ物にすぎない。手元に大地の目覚めがある時の無敵感はすごい。
アルテミスの矢(1コスト)
クリーチャー除去の補助やリーサル調整に使用。自傷してmpを1回復することもできる。アルテミスを制するものはクロマギを制す。
羅生門(2コスト)
地味に要となるカード。カマイタチと相性がよく、速攻クリーチャーと合わせて5点出せる為、盤面処理でも活躍できる。
ゼウスの雷(3コスト)
防御2能力者を削りきる為のカード。盤面処理に使う時もある。
大地の目覚め(4コスト)
強制サモンと挑発付与を同時にできるルルナの為に存在するようなカード。このカードによってアグロに対して盾を張ることができる。また、リーサル時にも活用。
3.プレイスタイルの解説
相手の能力者によって、多少戦い方は変わるものの、やることはほとんど一緒なのでまとめて解説したいと思います。
①マリガン
相手が先攻クロノスアグロミル→ハデスは絶対確保。次点でクロノス、アングルボサ、大地の目覚め。
相手が後攻クロノスアグロミル→クロノス絶対確保。次点で大地の目覚め、アングルボサ。
その他→クロノス、大地の目覚め
オリオンはアングルボサとリスコでサーチできる為、マリガンで絶対残しません。また、アルテミスとゼウスも残しません。大まかな優先度は、クロノス>アングルボサ>ハデス>リスコ>カマイタチ>アタランテー、です。クロノスがマリガン前にある時はカマイタチか大地の目覚めを絶対残しましょう。
②序盤の動き方
基本的に後出しを意識しますが、クロノスを置くところからスタートとなります。エンケラドスには注意しましょう。クロノスを置き、アダマス+アングル/カマイタチ/ハデス/リスコをセットし相手のクリーチャーを除去。相手がアグロの場合は大地の目覚めでアダマスを起こし、クロノスをおすわりさせるのがベストです。クリーチャー除去のポイントはギアと噛み合ってるクリーチャーか、クリーチャー効果によって盤面を取られる可能性があるか、です。
例を出してみましょう。
画像のような場合、オリオンやアタランテーは仇討ちに凄く弱いので、アダマスを確実に除去する必要があります。
除去後、ハデスにカマイタチを重ねクロノスのバフを乗せつつ、ハデスの兜でクロノスを隠しました。こうすることで先ほどのターンで顔面詰めるよりも数倍、次ターンに火力を出す準備ができます。これを意識して続けると、
このように、盤面を取りつつにゃるてぃめっとを打てる体勢がつくれました。ここから26点(鼬4/効果+1/死効果+2/羅生門×2/アダマス5/にゃるてぃ5/オリオン4/矢3)出す事ができます。この後マジックターゲットや挑発を貼られたら仕方ないですが、Tier1の物質ライザーも屠れる可能性が十分ある事が分かります。
③中盤の動き方
先程紹介した例のように、状況にあった盤面処理をしつつ、にゃるてめっとふぁんぐの準備をします。ドローしたカードや相手のクリーチャーによって変わるので、ランクマのプレイ動画やフリマの動画を参考にしてみてください。
ランキングマッチ動画
フリーマッチ動画
【クロノマギア】たたゆ式ルルナinフリーマッチ(Mirrativアーカイブ) - YouTube
④終盤の動き方(攻め方)
にゃるてぃめっとふぁんぐを絡めたリーサルを意識します。リーサルのパターンをいくつか書きます。
①カマイタチ羅生門
カマイタチで顔面を殴り、にゃるてぃめっとした後に羅生門で攻撃強化。羅生門は2コス必要な為、mp5無いと出来ない事に注意。
②アングルオリオン
アンガルは2/3でオリオンをサーチできるので、アングル+スペードクリーチャーをセットした状態から次ターンにゃるてぃめっとに繋げることができます。オススメはクロノスサモン時のアダマスと共にセットし、クロノスが撃破された位置にオリオンを置いてにゃるてぃめっと。19/16/13点出すことができます。
③クロノス目覚め
にゃるてめっとは使えないものの、クロノスで強化した後にサモンする事で顔面を取りつつ、挑発で自分の顔を守ることができます。特にアグロ相手ではクロノスセットからの顔面殴りアダマス目覚め、クロノスにステルスで顔とクロノスを守ることができます。
④速攻モリモリにゃるてめっと
カウンター時に良く使います。mp15ある時、2枚Lv.2サモン(6mp×2)し、にゃるてぃめっと(mp3)を使うことができます。クロノスアダマスアングルボサからオリオンとアタランテーを重ねてにゃるてめっとする事で、30/25/20点、アングルがカマイタチの場合32/27/22点で全能力者OTK出来ます。
⑤スペードイタチ羅生門
場にカマイタチとスペードクリーチャーがいる時、イタチ殴りからの羅生門おすわりで攻撃力+3とステルスを付与することができます。ステルス対策をしていないデッキにかなり有効です。
4.代替えカード
現状、特にありません。自分の好みのカードを入れて色々試してみましょう。
5.相手能力者別詳細解説
ランクマで多く見かけるデッキに対する立ち回りです。
①クロノスアグロミル
まず、アグロミルの攻め方は「クリーチャーで削る」「マジックで削る」「貫通マジックでリーサル」の3段階です。貫通マジックは最大(16/14/12)点出せる為、クリーチャーまたはマジックで多く削られると生存率はかなり下がります。逆に、相手の攻撃をクリーチャーに分散させることができれば、勝率は大きく上がります。
相手先攻の場合、マリガンでハデスを確保し、相手のクロノスに合わせてセットします。小槌でクロノスを隠されたらほぼ負けます、これは仕方ないです。ハデスでクロノスを取り、おすわりして隠します。ここでクロノスがあればセットし、次ターンにカウンターの準備をします。(クロノスで4点、アダマスハンブレで4点+2点、黒ヴァルがいたら+6点の計10点(16点)喰らう。故に黒ヴァルがセットされたらほぼ負ける。)
黒ヴァルがセットされた時はアングルボザやカマイタチを目覚めで起こして盾にすることもできますが、次ターンに黒ヴァルとアダマスを取るのが精一杯で、反撃の準備が出来ず負けます。そのため、カウンターの準備をするしか勝機はありません。
相手後攻の場合はマリガンでクロノスを確保し、2ターン目に置きます。次ターンにカマイタチやアングルをセットし、アダマスかアングルを目覚めで起こしてクロノスを取りにいきます。そしてクロノスにおすわり。次ターン、アダマスを除去してにゃるてめっとの準備。ここまでできればほぼ負けることはありません。目覚めを確保できず相手が黒ヴァルをセットした場合は、全力でクロノスを除去。セットされなかった場合はクリーチャーをセットして顔面を詰めます。先攻はクロノスが引ければほとんどの確率でなんとかなります。引けない時は…………(ฅ-ω-ฅ)
②物質ライザー
かなりしんどい相手です。先攻初手6コスを置かれるとほぼ積みます。逆に2ターン目にクロノスを置く相手だと上手く倒しきる事ができます。
相手先攻後攻関わらず、クロノスとセットできるクリーチャーを確保します。ポイントは速攻優先ではないこと。挑発+シールドが非常に厄介なので、そこをぶち抜けるようにクロノスのバフを最大限に活用していきます。テュール、マシンゼウス、クロノスは基本無視。ギア2とアダマスだけ警戒!です。最小限の盤面処理を行い、にゃるてぃめっとを放ち、残り10点前後をマジックと速攻で削りきる戦いになると思います。
ランキングマッチの2,8,14戦目がライザーでした。立ち回りの参考になると思うので是非観てみてください。
③LO系エレナ
クロノスにエンケラドスを合わせられたら負けます。そこだけ気をつけましょう。
リスコ、アングル、カマイタチを捨て駒にして、クロノスを通せるようにします(クロノスにウェイクアップされて盤面のクリーチャーで除去されるタイミングも危険。)
LOエレナ相手でのポイントは「mpを空にさせる」です。ステルスを多用しつつ、クリーチャーをセットして相手にウェイクアップとマジックを使わせるように動きましょう。光の壁をテュールやヘーラーに積まれるとキツイのでそこも注意です。
また、マジックは極力温存しましょう。にゃるてぃめっとを一発打てば10点前後は削れますが、確定で盤面固められてクリーチャーでは突破できなくなります。その為、クリーチャーで先に削り、残りをマジックで削りとる攻め方となります。
ランキングマッチ最終戦で、かなり上手く立ち回れているので参考にしてみてください。
④恫喝型暗殺レオ
かなり厳しい相手ですが、クロノスを通すことができれば案外なんとかなります。
挑発クリーチャーがほとんど採用されていないので、にゃるてめっとで15点前後、残り10点前後をマジックと速攻で削り取ります。レギンレイヴやテラーシーホースによってステルスがほとんど意味を成さないのでクリーチャーの切り方には細心の注意を払いましょう。
ランキングマッチ5戦目、フリーマッチの動画で暗殺レオと対戦しているのでそれを参考にしてみてください。
⑤シャッフルナイト
諦めましょう。どう頑張っても勝てる相手ではないです。
目覚めを使って盾を作り、先に削りきる…という攻め方になります。
⑥トレハンナイト
トレハン自体がステルスに弱い為、ステルスクリーチャーを増やしつつにゃるてめっとを狙います。
トレハンはリーサル以外で顔面を詰めることはほとんど無いので、mpに余裕を持たせつつ、クリーチャーを切っていきましょう。
随時更新します……🙇
6.対戦動画
Mirrativのアーカイブ、猛者達との対戦動画です。
【クロノマギア】たたゆ式ルルナinフリーマッチ(Mirrativアーカイブ) - YouTube
【クロノマギア】たたゆ式ルルナvsLOエレナ① - YouTube
【クロノマギア】たたゆ式ルルナvsLOエレナ② - YouTube
【クロノマギア】たたゆ式ルルナvs物質ライザー - YouTube
【クロノマギア】たたゆ式ルルナvsクロノスアグロミル - YouTube
【クロノマギア】たたゆ式ルルナvsトレハンナイト - YouTube
7.勝手にQ&A
Q.リスコをアングルボザに変えてもいいですか?
A.ありだと思いますが、♧が全体で2枚だけになるので、ミケニャドラやゼラなどを追加するのがオススメです。
Q.ハデス減らしてもいいですか?
A.大丈夫です。ただ、物質ライザーやアグロミルのクロノスがかなりしんどくなるのでオススメはしません。
Q.スキンはノーマルでもいいですか?
A.大丈夫です。一応、関東ルルナー連合の規定では「おすわりルルナ→ノーマルスキン」「孫悟空ルルナ→バステトスキン」「人型ルルナ→ダークカラー(ルルナ)」「獣ルルナ→ダークカラー(バステト)」となっていますが、自分の気に入ったスキンで大丈夫にゃ。
Q.足りないものは解放した方が良いですか?
A.このデッキ自体、現環境で強いとは言えないのでピースを取っておくのが無難です。
Q.たたゆさんはママですか?お姉ちゃんですか?
A.どちらも違います。男です。
読んで頂きありがとうございました。随時更新していきたいと思います。
Twitter:@yogusotosu297
Mirrativ:たたゆ - Mirrativ