【クロノマギア攻略】デッキ解説No.3 ゾンビミル(SR,Lカード0枚)
こんばんは、たたゆです。
1月下旬〜2月上旬にのさん主催の「CR杯」に参加しました。これは、コモンカードとレアカードのみで構築したデッキで対戦する大会で、予選3戦3勝、トーナメント1回戦負けという結果に終わりました。
今回は予選で使用したデッキ「ゾンビミル」を紹介します!個人的にコモン&レアカード縛りのデッキで一番強いと思ってます。
※2019/08/22に、新環境に合わせて記事内容を更新しました。加筆した部分は全部太字にしてあります。
ゾンビミル
デッキコード:124536
名前の通り何度もクリーチャーを復活させて戦うデッキですが、R以下なのでジル=レガードやアイテール、ネフィテスなど復活能力を持つクリーチャーは採用していません。
復活のキーカードはトト&ソティスです。一般的なデッキではほとんど採用されていないのでピンと来ませんが、このタッグをうまく使えば毎ターン2,3体のクリーチャーを展開し続けることができます。
先に動画を見たいという方はこちらをどうぞ↓↓↓
こちらのデッキを現環境に合わせて組み直したのがこちらです。
デッキコード:123922
目次
1.ギア解説
2.カード採用理由
3.プレイスタイル解説
4.代替カード
5.プレイ動画
1.ギア解説
ギア1:ハンドブレード
mp1で3ダメージを与える事ができる非常に優秀なギア。主に盤面除去、撃破進化の補助に使用。
ギア2:クロックアップ
場に♤と♢があれば、攻撃力+2を1体に付与することが可能。エレナなどの防御2相手に大ダメージを与える事ができる。また、撃破進化の補助に使用。
ギア3:チャージブースト
mpの回復力が5になる。これによってハンドブレードを軽く使用することができ、6コストのクリーチャーも不自由なく出せる。
2.カード採用理由
トト(4/2/2)
クリーチャーを倒すことで進化し、進化した際にR以下のダイヤクリーチャーを1体復活させることができる。このデッキの場合、ソティス(進化前)、ソウザ、ラードーンを復活させることができる。トトは♤クリーチャーなのでハンドブレードによってライフ1,2,4,5のクリーチャーを倒して進化できる。また、ギア無しで相手のクリーチャーを倒すことで確定でギア2を発動することができ、反撃準備につなげることができる。
シカン(4/3/1)
相手能力者にダメージを与えるとセット状態に戻る為、ウェイクアップ等の強制サモンが無い限り場に残り続けることができる。また、トトやソティスが畳返しで倒されてしまう為、その囮としても活躍できる。クリーチャーを何度も復活させる関係上、場に3体並ぶ事が多く洪水で一層されるのを防ぐ役割もある。
ソティス(4/2/2)
トトと同様にクリーチャーを撃破することで進化し、進化する際にR以下のスペードクリーチャーを復活させることができる。スートの関係上ハンドブレードを使用出来ない分、ガイアの怒りやアルテミスで撃破進化の補助をしよう。
デスバルチャー(5/3/3)
アタランテーより火力は劣るものの、ハンドブレードと合わせて6点出せる為、十分強力なクリーチャー。盤面処理とフィニッシャーとして使用。
キマイラ(5/3/5)
サモン時の正面固定1ダメージ+毒によって、ハンドブレード合わせて8ダメージまで出せる。また、ソティスの復活対象、毒付与によるステルス突破と盤面処理の中心になる。
ソウザ(5/4/2)
高い攻撃力と死亡時のランダム固定1ダメージ×3回によって、エレナやナイトなどの硬い相手にも大ダメージを与える事ができる。また、トトによって復活できる為、クロックアップで積極的に攻撃力をあげ、特攻隊長として使用するのがベター。
玄武(6/3/6)
サモン時、手札にスペードがあればシールドを付与する事ができる。これによりライフが実質9となり、とりあえず1枚置きすれば2ターンは活躍できる最強の盾である。
ラードーン(9/5/5)
サモン時に相手全体の攻撃力-2を付与するが、採用した理由は高ステータスだからである。トトによって復活させる事ができ、最強の矛として活躍する。残念ドラゴンとは言わせない!
アルテミスの矢(1コスト)
ソティスの撃破進化補助、盤面処理、ソウザ破壊用、自称によるmp1回復と使用幅はかなり広い。
ガイアの怒り(3コスト)
全体攻撃の為、ステルスクリーチャーを倒す事ができる。盤面処理をしつつソティスを進化させ、復活したスペードクリーチャーとハンドブレードによって盤面を完全に取り返す事も可能。
デウカリオーンの洪水(5コスト)
クリーチャーを破壊しても簡単に復活させる事ができる為、不利盤面で遠慮なく使用して盤面リセット&墓地準備を行う。また、シカンをセット状態に戻して洪水する事で大きなアドを得る事もできる。
アスクレーピオスの奇跡(5コスト)
R以下のクリーチャーを復活させる事ができる。進化後トトとソティスはSRである為対象にはならず、デスバルチャーを使っていなければシカンやソウザ、進化前トト&ソティスなど有効なクリーチャーを復活させる事ができる。
霜の巨人フリームスルス(6/4/5)
「剛体」というダメージを無効化できるスキルを持つため、めくりに強い。また、クリーチャーを撃破すると墓地を破壊できる為、閻魔や蘇生カードを潰すこともできる。デウカリオーンの洪水を使えばスルスだけ無傷で相手の盤面に6ダメージを与えることができ、スルスの攻撃とハンドブレードで相手の盤面を一掃することも可能。
巨象兵(6/4/5)
フリームスルスのダイヤ版
3.プレイスタイル解説
相手の能力者によって、戦い方は多少変わるものの、やることはほとんど一緒なのでまとめて解説したいと思います。
①マリガン
マリガンは先行後攻関係なく「玄武orキマイラ」1枚、「ソウザor巨像兵」1枚は必ず確保します。エレナやサリーなど強制サモン所持の相手にはガイアの怒りや洪水、アスクレーピオスを1枚残しておくと良いでしょう。
復活カードは序盤ではあまり活躍できないので、マリガンでは基本的に残しません。
②動き方
簡単に説明するとこんな感じです。
序盤:復活対象クリーチャーを展開
中盤:トト&ソティスの復活効果で盤面を取る
終盤:アスクレとバルチャーで一気に攻める
イメージが湧きにくいと思うので、まずはこちらをご覧ください。
予選1戦目(vsスペードミル)
【クロノマギア】CR杯グループ4予選1戦目(ゾンビミルvsスペードミル) - YouTube
予選2戦目(vs死星サリー)
【クロノマギア】CR杯グループ4予選2戦目(ゾンビミルvs死星サリー) - YouTube
予選3戦目(vsアニマルエレナ)
【クロノマギア】CR杯グループ4予選3戦目(ゾンビミルvsアニマルエレナ) - YouTube
動画を観ると大体の動き方のイメージが掴めたかと思いますが、文章でも詳しく説明していきたいと思います。
序盤:シカンと玄武は先にセットしても問題はありませんが、キマイラやソウザはなるべく相手のセットカードの正面にセットします。デッキの性質上、アグロに弱いのでなるべくクリーチャーを常に展開し、敢えて倒されるようにします。トト&ソティスをサモンした瞬間に相手にこっちの手の内がバレるので、墓地に復活対象がいない時はなるべくセットしないようにしましょう。盤面の取り合いのコツは、攻撃力が高いorギアと噛み合ってるクリーチャーを優先的に倒しましょう。また、ガイアの怒りは相手の場に2体いる時ではなく、クリーチャーと合わせて盤面を一掃できるorトト&ソティスの撃破進化の補助になり復活クリーチャーによって盤面を一掃できる時に使いましょう。マジックカードは後半になるほど強力になるので、とりあえず使っとけは禁止です。
中盤:墓地に復活対象が溜まっているので、トト&ソティスやアスクレーピオスを使って、積極的に盤面を取りにいきます。相手の場にクリーチャーが居ない時に復活させると洪水などの全体攻撃の餌食になるので気をつけましょう。特にトト&ソティスによる復活は手札の消費を抑える事が出来るので、相手の手札とmpを除去に使わせて枯渇させることで優位を取っていきます。相手がアビスシャークやグリーンドラゴンなどの墓地破壊効果を持つクリーチャーを出す可能性のある能力者(レオ、ガメイラ、ライザー)の時は、復活優先度の低いシカンを序盤に使用して枚数を稼ぎましょう。
終盤:クロックアップを多用してクリーチャーを強化してリーサルの準備をしていきますが、クロックアップをダイヤクリーチャーに使うのがコツです。この盤面をみてみましょう。もしこの状況で一体しか倒せないとしたら、あなたはどちらを倒しますか?
…………地味に迷いますよね。しかし、ここでスペードにクロックアップするととなり、とりあえずバルチャーを倒せば良いと簡単に判断できてしまいます。(場合によってはワザとスペードにつけて倒させる事もできるが……)
この使い分けが完璧にできるようになると、他の能力者でもギアを上手く扱えるようになるのでその練習として頑張ってみましょう。
防御の高いエレナやナイト相手にはクロックアップで積極的に攻撃力を上げて火力を出していきましょう。逆にゼータやライザー相手にはハンドブレードで点数を出していきましょう。顔面を殴るタイミングを間違えると相手にmpを大量に与えてしまいカウンターを喰らう恐れがあるので、以下のポイントを参考にしてみましょう。
①相手盤面のセット及びクリーチャーがいない時
②相手のmpが6〜7以上で顔面を殴って4以上溢れされる事ができる時
③相手手札が2枚以下の時
④自クリーチャーが洪水やオロチ等で一掃されない時
⑤自クリーチャーが速攻クリーチャー等で一掃されても手札のカードで盤面を取り返す事ができる時
⑥次ターンで確実に勝てる時(例:このターンで残りライフ3まで削っておけば、アスクレーピオスで削りきれる、など)
これらをまとめると、2ターン連続で殴り続ける事ができたら勝てる、という事になります。1戦目の動画では③、2戦目は⑤⑥、3戦目は②③を目安としています。
4.代替カード
大会のルール上、コモンカードとレアカードのみを使用しましたが、SRとLを入れた方が強いのは自明です。このデッキの必須カードは以下のようになります。
意外とSRとLの入る枠が少ないですね。それでは代替え候補をSRとL中心に紹介していきます。
①速攻クリーチャー
デスバルチャーをアタランテー2枚にするのがベストです。アタランテ1ソニア1でも構いません。速攻クリーチャーが復活の対象から外れる為、アスクレーピオスで有効なカードを釣りやすくできます。
②その他のカード
オロチやムラクモ、ゴエモンなどなんでも入れる事ができます。フィニッシャーとしてサクヤやケイロン、盾としてタダカツやチュウタツもありかなと思います。デッキの性質上、強制サモンカードと挑発/ターゲット持ちが居ないので、そこを補うカードを入れると更に安定するかなと思います。
火力を底上げしてくれる「復讐の巨神クロノス」やエインヘリャルを回収できる「聖騎士ヴァルハラ」もかなり強力です。マジックのエインヘリャルは3体蘇生できるので入手したら即採用のカードと言えるでしょう。
こちらはSUNazouさん(@SUNa_zou )さんが組んだ強化デッキです。ライフブーストによってアグロに強くなっており、mp回復をオデュッセウスで補う構築です。また、サクヤとエインヘリャル、林檎によって瞬間火力も強化されています。このように色々カスタマイズしてみましょう!
はろさんのサイトでも紹介させて頂きました。こちらも是非!
5.プレイ動画
フリーマッチ
vs環境トップデッキ
現環境最強のクイックミル、祈祷ホノカ、ドラゴンエレナとの対戦動画です。
(対戦相手:konyaさん、ベディの横乳さん、パセリアさん)
【クロノマギア】CRゾンビミルvsクイックミル① - YouTube
【クロノマギア】CRゾンビミルvsクイックミル② - YouTube
【クロノマギア】CRゾンビミルvs祈祷ホノカ① - YouTube
【クロノマギア】CRゾンビミルvs祈祷ホノカ② - YouTube
【クロノマギア】CRゾンビミルvsドラゴンエレナ - YouTube
【クロノマギア】CRゾンビミルvsドラゴンエレナ② - YouTube
アディショナル
ルームマッチにてトッププレイヤーの方と対戦した動画です。
(対戦相手:りっくんさん)
【クロノマギア】CRゾンビミルvsロシェライザー - YouTube
以上でゾンビミルの解説は終わりです。不明な点等ありましたら、ツイッターやyoutubeコメント欄で遠慮なく質問してください😊
CR縛LOシキガミも近々紹介したいと思います。お楽しみに!
Twitter:@yogusotosu297
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